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夜空や渡良瀬川の川面を彩る花火=3日午後8時10分、足利市通4丁目(13秒間露光)

中橋の上空に上がり、渡良瀬川の水面にも写り込む花火=3日午後7時20分、足利市通4丁目

夜空や渡良瀬川の川面を彩る花火=3日午後8時10分、足利市通4丁目(13秒間露光) 中橋の上空に上がり、渡良瀬川の水面にも写り込む花火=3日午後7時20分、足利市通4丁目

 第108回足利花火大会が3日夜、栃木県足利市の田中橋下流の渡良瀬川河川敷で開かれ、夏の夜空に約2万発の大輪の花が咲いた。

 1903年に始まったとされる県内最古の花火大会。足利商工会議所や同市などでつくる実行委員会が主催し、今年は約45万人(主催者発表)が県内外から訪れた。

 打ち上げは午後7時20分ごろにスタート。県内外の花火師が作った尺玉やスターマインが約1時間半にわたって次々と夜空を彩り、観客を魅了した。最後に巨大なナイアガラとスターマインが打ち上がると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

 中学時代の友人3人で訪れた佐野松桜高1年武藤(むとう)陽愛(ひより)さん(15)は「小学2年の頃から毎回来ているが、毎回本当にきれい。青色の花火が気に入った」と笑顔で話した。