宇都宮地方気象台は4日午前6時23分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では4日午後と5日午後、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意、警戒するよう呼びかけている。4日午後は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、県内では4日昼過ぎから夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるという。
また5日午後も雷を伴った非常に激しい雨の降るところがある見込みで、警報級の大雨となる可能性がある。
気象台は発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。
4日から5日かけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部ともに50ミリ。5日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部ともに80ミリ。