第69回全国高校軟式野球選手権北関東大会最終日は4日、茨城県土浦市のJ:COMスタジアム土浦で決勝が行われ、本県の白鴎大足利が東農大二(群馬)に7-5で逆転勝ちし、初優勝で全国大会初出場を決めた。県勢の出場は2年ぶり。

 白鴎大足利は2点を追う八回、今尾真人(いまおまさと)らの3連打で無死満塁とし、相手の連続失策で逆転。さらに三浦空(みうらそら)の2点適時打で突き放した。先発秩父啓斗(ちちぶひろと)は序盤に3点を失ったものの、2番手宮田歩(みやたあゆむ)が7回途中2失点の粘投で反撃の流れを呼んだ。

 全国大会は25日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場ほかで開幕する。