台風7号の影響で県内は16日、午前中から断続的に雨に見舞われ、場所によっては強い風も吹いた。午後5時時点で宇都宮、大田原、茂木、市貝、那須塩原、那須の6市町が自主避難所を開設した。
宇都宮地方気象台などによると、同日の最大瞬間風速は午後5時までに奥日光で15・7メートル、宇都宮で13・9メートルを記録した。24時間降水量は午後6時までに、栃木で17・5ミリ。
雨は台風の接近で同日夜がピークとみられる。17日午後6時までの24時間降水量は県北部、南部ともに多い所で120ミリと予想されている。
自主避難所は6市町で計37カ所開設された。午後5時までに宇都宮市内で2人、茂木町内で1人が身を寄せた。