ジャパンフルーツが遊休農地を活用して栽培するシャインマスカット=宇都宮市

 農産物の生産から販売までを一貫して手がける日本農業(東京都)の子会社のジャパンフルーツ(宇都宮市戸祭町、河合秋人(かわいしゅうと)社長)は昨年から、宇都宮市板戸町でシャインマスカットの栽培を始めた。現在の栽培面積は遊休農地を多く含む約4・6ヘクタールで、輸出を見据えて大規模に生産する。今秋には収穫も始まり、日本農業の担当者は「イチゴに加えて栃木県をブドウの産地にもしたい」と意気込んでいる。