【小山】小山商工会議所青年部主催のスクールアートプロジェクト「黒板アートdeアオハル2024」の展示会が23日、市役所1階ロビーで始まった。9月5日まで。同6日以降は市内3カ所で巡回展示する。
プロジェクトは学校文化部の活動に光を当て、まちの活性化につなげようと同部総務委員会が企画し、今年で3回目。市内の中学・義務教育学校10校から計16点が出展された。近くもう1校から1点が出展される予定で、市内全校の作品がそろう。
各校の美術部員らが縦90センチ、横180センチの黒板に「大切なもの」をテーマとして制作。学校生活や夏休みの思い出、生命、動物などをモチーフにしている。
今年は制作前にプロのアーティストから講話を聞くイベントを開催。生徒たちは絵づくりへの心構えなどを学んだ。
企画した同部総務委員長の藤本悟(ふじもとさとる)さん(44)は「昨年に比べて色の使い方へのこだわりが感じられる。各校とも先輩から後輩へと受け継がれており、アートイベントとして街の盛り上がりにつながるといい」と話している。
市役所での展示終了後は、9月6~11日がJR小山駅構内、同12~19日が同駅西口再開発ビル「ロブレ」6階の市生涯学習センター、同20~26日はロブレ4階で公開する予定。