【栃木】栃木西中で24日、「学校でお泊まり会」が開かれた。恒例の肝試しも行われ、参加した1~3年生約100人が夜の校舎で肝を冷やした。
お泊まり会は同校生徒の保護者でつくる「親父(おやじ)の会」が企画して毎年実施している。
この日は夕方から天候が悪化し、雷の光が不気味な雰囲気を際立たせた。生徒は5~6人のグループになって体育館を出発し、照明が消えた校舎の2階から4階までを歩いた。理科室や普通教室には、約10人の保護者がお化け役となって待機。生徒の後ろから追いかけたり、突然扉をたたいたりして驚かせていた。
3年橋爪允紀(はしづめみつき)さん(14)は「想像より怖かった。準備をしてくれた人に感謝したい。来年も続けてほしい」と話した。
このほか、生徒は保護者と共に夕食のカレーを作ったり、学年ごとに教室に寝袋を持ち込んで泊まったりするなど、非日常のひとときを楽しんでいた。