国学院大栃木短大が2026年度以降の学生募集の停止を発表した3日、卒業生は少子化の流れを受け止めつつも「母校がなくなるのは寂しい」と残念がった。約60年にわたって地域と連携しながら、多くの人材を送り出してきた同短大。地元の関係者からは「ますます街から若者が少なくなり、活気がなくなってしまうのでは」と懸念の声も上がった。
卒業生で、佐野市内の小学校のサポート教員をしている同市植上町、相田浩恵(あいだひろえ)さん(52)は「短大の閉学が続いていたのでいずれはとは思っていたけど、どこかで母校はいつまでもあると思っていた」と肩を落とす。
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