栃木県内は8日午後、大気の状態が不安定となり、宇都宮市などで激しい雷雨に見舞われた。県や市によると、同市内の住宅12棟で床上・床下浸水があった他、道路冠水などによる車の水没や浸水の被害が10件超あったという。
県消防防災課と同市危機管理課によると、8日午後7時55分現在、同市五代1丁目や若松原2丁目などの住宅で3棟の床上浸水、9棟の床下浸水があった。同市横田新町のコインランドリーでも床下浸水した。
同市上横田の「上横田アンダー」など複数の道路で冠水があったが、夜までに解消されたという。また市内の新川で溢水(いっすい)が3件あった。