栃木県内は12日、午後4時までに熱中症の疑いで6人が救急搬送された。1人が重症で入院が必要な中等症が3人、軽症が2人だった。

 県などによると、重症者はさくら市の男性(89)。同日午前、自宅でふらついている男性を訪問したヘルパーが確認した。自宅の窓は閉まっていたという。男性の息子が駆け付け救急要請した。搬送時、男性は歩けない状態だったという。

 同日の県内の最高気温は佐野の36・6度をはじめ、全14観測地点のうち11地点で30度を超えた。