クリの収穫が最盛期を迎えている那須烏山市中山の「那須栗園」。早朝からクリ拾いをする従業員の中に、車中泊をしながら全国の農業、漁業の産地で手伝いに汗を流す助っ人がいた。
13日昼、作業場の駐車場にルーフボックスを付けた1台の乗用車が止まった。
「お疲れさまです!」

大量のクリを手に作業場に現れた小西さん(左)と園主の水野さん=13日午前11時40分、那須烏山市中山
クリいっぱいのかごを手に小西剛毅(こにしごうき)さん(51)が作業場に現れた。朝5時から栗園の山に入り、20キロほど拾ってきたという。
小西さんは岩手県宮古市出身。車中泊をしながら、全国の「おいしいもの」の産地を巡っている。例年12月~5月は地元でカキの殻をむくなどのカキ職人として働き、オフシーズンは各地で漁業や農業の手伝いをしている。
残り:約 723文字/全文:1106文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする