店に立ち仕事を手伝うツネ子さん(左)=13日午後、那須塩原市五軒町

今年5月に久しぶりの食事会を開いた(前列左から)ツネ子さん、トシさん、カツ子さん、(後列左から)サカエさん、三枝子さん

店に立ち仕事を手伝うツネ子さん(左)=13日午後、那須塩原市五軒町 今年5月に久しぶりの食事会を開いた(前列左から)ツネ子さん、トシさん、カツ子さん、(後列左から)サカエさん、三枝子さん

 16日は敬老の日。いくつになっても明るく、元気に働く高齢者も多い。大田原市出身の理容師で、今もそれぞれ県内各地の店に立つ5人姉妹はその好例だ。理容師の母益子(ましこ)ワイさん=1969年に56歳で他界=の「1人でも大丈夫なように手に職を持ちなさい」という言葉を胸に全員が同じ道に進み、数多くの人の髪を整えてきた。5人は「母の教えを守って良かった」「姉妹に助けられた」と母と互いへの感謝を口にする。

 5人は長女益子(ましこ)トシさん(88)=大田原市中央1丁目、次女印南(いんなみ)ツネ子(こ)さん(85)=那須塩原市五軒町、三女菅谷(すがや)カツ子(こ)さん(81)=宇都宮市清原台3丁目、四女芦野(あしの)サカエさん(77)=大田原市新富町3丁目、五女星三枝子(ほしみえこ)さん(75)=那須塩原市三島3丁目。