【芳賀】21日からの「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」を前に真岡署、真岡地区交通安全協会などは16日、道の駅はがで事前広報活動を行った。県警高速隊のGT-Rのパトカーや同高速機動隊の白バイを展示しながら事故防止を呼びかけた。
生井弘道(なまいひろみち)署長や同協会、町関係者ら計40人が参加。車の早めのライト点灯やルールを順守した自転車の運転をPRするチラシを、反射材とともに道の駅を訪れた客らに手渡した。警察車両の展示は親子連れらに人気で、子どもたちが白バイやパトカーに乗り笑顔を見せていた。
生井署長は「新型コロナウイルス禍が過ぎて人流も回復したこともあり、人身事故は増えている」と現状を話し、同協会祖母井支部の水沼清一(みずぬませいいち)支部長(76)は「町は人口10万人当たりの事故発生率がかなり高い。PRは欠かさずやっていきたい」と話していた。