【宇都宮】地質学者や郷土史家らでつくる「徳次郎石研究会」は29日、県立博物館で開かれる連続講座「野州石造文化-過去・現在・未来」(同館友の会主催)で、大谷町に伝わる「石山(いしやま)の歌」を披露する。採石産業が隆盛を極めた昭和中期に作られた歌で、時代とともに忘れられた「幻の歌」とも呼ばれる。当時の石工の暮らしが歌詞から読み取れることから、同研究会は大谷の産業史を伝える貴重な文化財として広めたい考えだ。
「チャッキンコーン チャッキンコーン 父ちゃん石おこし 石かたかんべな 腰が痛かんべ 腰もんでやっかんね」
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