旧校舎内に整備されたサフランの栽培設備の一部

 【佐野】都内の企業が昨年取得した旧閑馬小(閑馬町)で、サフラン栽培のための設備が旧校舎に整備され稼働するなど、事業が本格的に動き出した。地元を中心に13人をほぼフルタイムで雇用し、10月にも出荷がスタートする。グランピング施設も11月中のオープンが見込まれる。少子化に伴い閉校となった学校の施設や敷地を活用し、中山間地域の活性化を図る新たなビジネスモデルとして、当地から国内各地へと広めたい考えだ。