記録的豪雨で甚大な被害に見舞われた石川県の能登地方。気象庁が輪島、珠洲両市などに大雨特別警報を出してから3日目で連休明けとなった24日、県内では被災地支援の動きが本格化した。那須塩原市は珠洲市への職員派遣を決定。ボランティア団体は現地での活動回数を増やす。元旦の大地震から9カ月弱。能登地方は復興の途上だった。「これからという時に…」「何で能登ばかりなのか」。石川県出身者からは、古里を襲った相次ぐ大災害に悲嘆に暮れる声も聞かれた。