【宇都宮】食育について学ぶ「うつのみや食育フェア」(同実行委員会主催)が6日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で開かれた。市が小中学生を対象に募集したトマト料理コンクールの表彰式もあり、最優秀賞の泉が丘中2年柳実那(やなぎみな)さん(14)らが調理を披露した。
コンクールは作付面積が県内1位の市産トマトにちなみ実施。市内の小中学校に向けて、今年は「ごはんが進むおかず」をテーマに独自のトマト料理を募集したところ、児童生徒41人から35作品の応募があった。
会場では柳さんら入賞した9人に小堀茂雄(こぼりしげお)市教育長から表彰状、JAうつのみやから市産トマトが贈られた。続けて、柳さんと優秀賞の生徒2人がステージで実際に調理。「大葉香る肉巻きトマトチーズがけ」を考案した柳さんは「イタリアン風だけど、大葉を加えたのがポイント。ニンニクで香りもつけた」とこだわりを明かした。
肥満防止のための栄養相談や箸の正しい持ち方を助言するなどの食育に関わる約70ブースが並んだほか、市歯科医師会による「お嫁サンバ」をアレンジした「噛(か)む噛むサンバ」の披露もあった。