
日光社参行列を再現した「宇都宮城址まつり」
【宇都宮】江戸時代の日光社参行列を再現する「宇都宮城址(じょうし)まつり」(「よみがえれ!宇都宮城」市民の会主催)が20日、宇都宮城址公園やオリオン通りなど市中心部で開かれた。
時代衣装を身にまとった本隊78人と市内中学校剣道部員42人の計120人は、市役所を威勢よく出発。オリオン通りに差しかかると、「下に、下に」の掛け声とともに独特のテンポで歩く「半歩歩き」を披露した。その後はバンバ市民広場などを経て同公園に到着し、登城セレモニーを行った。

同公園内では和太鼓演奏や飲食物の販売などが行われ、家族連れで終日にぎわった。この日発売した新デザインの御城印の売れ行きも好調だったという。
家族3人で行列を見物していた本丸2丁目、会社員八木澤仁(やぎさわじん)さん(32)は「衣装が役割で分かれていて楽しかった。若い子も参加しているのがいいと思う」と話した。


