【足利】日本酒と料理を楽しむイベント「あしかが青空日本酒フェス2024」が3日、東武足利市駅付近の市道を歩行者天国にして開かれ、約2千人の来場者でにぎわった。
一昨年まで国宝鑁阿(ばんな)寺境内で開催していた「ばんな寺純米酒祭り」の後継イベント。今年5月に同市道で開いたワインフェスが盛況だったことから、日本酒フェスも会場を移して開催した。
市内の酒店4店が出店し、それぞれがお薦めの日本酒を販売。このほか23店舗が出店し、ラーメンやギョーザなどの食べ物、手作りアクセサリーやバッグなどの雑貨を販売した。占いやマッサージなどのブースも設けられた。
友人と3人で訪れた大沼田町、公務員木村康介(きむらこうすけ)さん(54)は「いろいろな種類の日本酒が飲めて楽しい。市内でこのようなイベントをもっと開催してほしい」と話した。
同フェス実行委員長の高橋勇(たかはしいさむ)さん(62)は「次回は蔵元を呼びたい。多くの人に楽しんでもらえるよう工夫し、市の活性化につなげたい」と意気込んだ。