栃木県日光市山内の日光山輪王寺にある日本庭園「逍遥園(しょうようえん)」で4日、色づく木々のライトアップが行われ、多くの観光客でにぎわった。
紅葉の名所として知られる逍遥園は、江戸時代の作庭の名人小堀遠州(こぼりえんしゅう)が手がけたとされる。東西に延びる池の周囲にさまざまなモミジ類の木があり、輪王寺によると同日現在で全体の6割程度が色づいている。

夕闇に浮かび上がる逍遥園の紅葉=4日午後5時15分、日光市山内、磯真奈美撮影
日没とともにライトアップが始まり、訪れた人は赤や黄に染まった木々が優しく照らされた園内を散策し、写真を撮るなどしていた。今月中旬まで楽しめる見込みで、ライトアップは8~10日も実施する。
輪王寺三仏堂執行(しぎょう)の荻原貞宣(おぎわらていせん)さん(40)は「日中の喧噪(けんそう)を忘れ、静かな庭で紅葉をめでてほしい」と話している。
(岩崎駿祐)
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