対談する赤木さん(右)と内田さん

 【足利】能登半島地震で被災した輪島塗の魅力を知ってもらおうと、石川県輪島市の塗師(ぬし)赤木明登(あかぎあきと)さん(62)の企画展「時を継ぐ器たち」が29日、駒場町の栗田美術館ギャラリー棟で始まった。初日と30日は中世の鍵盤楽器を自作する名古屋市の奏者内田輝(うちだあきら)さん(43)による演奏や2人の対談も実施。来場者は輪島塗と楽器という二つの器の「共鳴」を堪能した。3日まで。