近年、小麦粉の代替として注目を集めている米粉。栃木県は、米粉用米の作付面積(2024年産)が新潟、埼玉に次いで全国3位と、国内有数の産地となっている。米粉を使ったパンや麺などが流通する中、製粉会社の技術向上も後押しし、食味自体が良くなっているという。一方で食味の研究は発展途上にあり、まだまだ伸びしろがあるとか。米粉の今を探った。
米粉は昔から和菓子や米菓などに使用されてきたが、近年になり、パンや麺など用途が増えている。
米粉製造の大手・波里(佐野市村上町)によると、県内では2002年ごろ、学校給食で米粉パンの提供が始まった。当時は全国でも珍しかったという。
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一般的に「米粉はヘルシー」というイメージを持つ人は少なくないだろう。実際、小麦粉と比べて何が優れているのか。
料理レシピサービスのクックパッド(東京都)とコラボし、レシピ本も発行する波里に、米粉を使ったお薦めレシピも聞いた。
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