「お水取り」儀式に参加した小林醸造の小林社長(右)ら関係者

 【日光】東武鉄道と同グループの東武商事、鹿沼市の酒造会社「小林醸造」は、山内の世界遺産・日光二荒山神社にある二荒霊泉の水を使用した日本酒を共同で開発する。日光の社寺が昨年12月、世界遺産登録25周年を迎えたことを記念する商品で、3月から市内外にある東武鉄道の駅売店4カ所で売り出す。沿線の地域資源を生かした日本酒を売り出し、訪日客らにもPRして観光誘客の強化につなげる考えだ。