足利市ゆかりの名刀で国重要文化財(重文)の「山姥切(やまんばぎり)国広」誕生の歴史をひもとく特別展「山姥切国広展-名匠の軌跡、名刀の誕生-」が8日、足利市通2丁目の市美術館で始まった。会期は3月23日までで、事前予約が必要。

展示された山姥切国広に見入る来館者たち=8日午前、足利市通2丁目、河野光吉撮影
昨年3月に市外郭団体「市民文化財団」が同刀を取得したことを記念した特別展。同じく重文で同刀の写しの元とされる名刀「本作長義(ほんさくながよし)」(徳川美術館蔵)も同時展示した。両刀が市にそろうのは、刀工堀川国広(ほりかわくにひろ)が足利で山姥切国広を作刀した1590年以来、435年ぶりという。
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