【那須塩原】黒磯小の4~6年生でつくる環境委員会は27日、本町の市まちなか交流センター(くるる)に新聞紙で作ったエコバッグ111個を寄贈した。

 持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた活動の一環で今年で3回目。昨年9月から校内の新聞紙を活用し、同委員会に所属する児童18人で制作した。エコバッグはくるるで販売する野菜などを購入した人に無料で配布される。

 委員長を務める6年高根澤勇人(たかねざわゆうと)さん(12)は「委員会の全員で心を込めて作った。使ってもらうことで、SDGs達成に近づけたい」と話し、同センターの正木百合子(まさきゆりこ)さん(49)は「SDGsを広めることにもつながると思うので、下の学年にも受け継いでほしい」と願っていた。