地球環境に優しい再生可能エネルギーの仕組みを学ぶ「環境出前授業」がこのほど、宇都宮市御幸小で行われた。
NPO法人「うつのみや環境行動フォーラム」再生可能エネルギー部会の主催で、2019年から市内外の小中学校などで開いている。この日は同校の4年生49人が参加。地球温暖化と再生可能エネルギーをテーマにした講義を聴いた後、模型を使い再生可能エネルギーの仕組みを再現する実験に挑戦した。
児童は6班に分かれて、風力、水力、太陽光発電など8種類の実験に臨んだ。ソーラーカーの工作も実施し、作り上げた車の走行テストでは「動いた。速い」などと歓声を上げながら環境学習を楽しんでいた。
授業を受けた高木透吾(たかぎとうご)さん(10)は「二酸化炭素を減らすには、全部太陽光(発電)で良いかなと思いました」。薄井美咲(うすいみさき)さん(10)は「地球温暖化のことは知っていましたが、より深く理解できました」と話した。