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 栃木県栃木市や小山市にまたがる渡良瀬遊水地で菜の花が見頃を迎え、各所の土手を黄色に染めている。

渡良瀬遊水地の土手を黄色に染める菜の花=20日午後2時35分、栃木市藤岡町内野
渡良瀬遊水地の土手を黄色に染める菜の花=20日午後2時35分、栃木市藤岡町内野

 ◇ほかにもWeb写真館に写真

 春分の日の20日は多くの人が遊水地を散策。栃木市藤岡町内野の土手では、上着を脱いで虫取り網を手に駆け回ったり、菜の花を摘んだりする子どもたちの姿が見られた。

 同市の市民ボランティア「渡良瀬遊水地ガイドクラブ」によると、同所周辺では今月初めに開花し、同日現在で五分咲きとなっている。来月上旬には桜との共演も楽しめる見込み。

 夫婦で菜の花の見物に訪れた埼玉県春日部市六軒町、小林万寿夫(こばやしますお)さん(80)は「もうこんなに咲いているとは思わなかった。桜が咲いたらまた来たい」と話していた。

(文・写真 磯真奈美)