登拝門のかんぬきを外す中麿宮司

 【日光】男体山など日光連山の山開き神事「開山祭」が25日、奥日光の日光二荒山神社中宮祠で行われ、本格的な登山シーズンが幕を開けた。

 神事には地元関係者ら約60人が参列した。神楽殿での安全祈願や八乙女神楽奉納の後、男体山に通じる登拝門へ移動。中麿輝美(なかまろてるみ)宮司が門のかんぬきを外し、神職2人が扉を開けた。

 同神社によると、この日午前に約100人が山頂を目指した。中麿宮司は「4月に入って降った雪が、まだ残っているところもある。注意喚起しながら、今年も多くの皆さんをお迎えしたい」と話した。閉山日は11月11日。