【芳賀】町の公共施設を訪れると、さまざまな芸術品が展示されていることに気づく。施設と調和した立派な作品ばかりで、ついつい見とれてしまう。町観光協会は各施設の作品情報をまとめて交流サイト(SNS)で発信しており、「ぜひ見学してほしい」と呼びかけている。気軽に見て回れる四つの作品の由来などに迫った。
圧倒的な存在感を放つのは、祖母井(うばがい)の町役場東隣にある町民会館2階ホワイエの陶壁。幅10・4メートル、高さ3・4メートル。町内に窯を構える陶芸家佐伯守美(さえきもりよし)さんの大作で、町木ケヤキが枝を広げて夕日に染まる姿を描いている。

町民会館にあるケヤキの巨大な陶壁
同会館は1991年オープン。町幹部によると、当時の町職員との親交が縁で制作が決まった。
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