不法投棄された電子レンジを運ぶ児童ら

 【那須】地域貢献活動として田代友愛小の全校児童約140人が6日、学校周辺の那須街道沿いなどでごみ拾いを行った。「ごみゼロ」の日にちなんで5月30日に行う予定だったが、雨天延期となっていた。

 保護者や地域のボランティアも参加。町観光大使の「きゅーびー」も応援に駆けつけ、「ごみを拾って町をきれいにしよう」と呼びかけて始まった。

 児童らは軍手をはめて空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などを回収。道路脇の林に不法投棄されていたデスクトップ型パソコンのモニターや電子レンジを見つけ、2人がかりで運ぶ場面も見られた。

 6年小島和基(こじまかずき)さん(11)は「電化製品が捨ててあって驚いた。きれいな町になってほしい」と話した。