1日に発売し、さっぱりとした味わいが特長の「蓮根ハンバーグ」

 【市貝】道の駅サシバの里いちかいに入る飲食店「おやじのハンバーグ」(鶴見義治(つるみよしはる)社長)が、動画投稿サイトYouTubeで会員1万人を誇る「拝啓、道の駅から」とのコラボメニューを順次発売している。お盆までの期間限定メニューで、8日に全8種類が出そろった。

 同店は2021年12月にオープン。過去に焼き肉店を経営していた鶴見さんが仕入れる上質なチルドの牛肉に加えて、パン粉やタマネギ、卵などの素材にもこだわり、絶品のハンバーグ弁当を提供している。

 「拝啓、道の駅から」はだんぺいさんと足利市出身のスーザンさんが作る番組で20年に開設。全国の道の駅約800カ所を巡り、魅力を伝えてきた。同道の駅には既に4回訪れ、その際に鶴見社長(68)との交流を深めてきた。

 昨年末、2人から「一緒にコラボメニューを作れないか」と提案があり、鶴見社長が快諾。スムーズに提供するための調理方法なども検討しながら、8種類の弁当を開発した。

 6月27日にコチュジャンソースをかけた「韓国ハンバーグ」と、チーズソースなどを使い金色をコンセプトとした「ウマピーゴールドバーグ」を発売。1日は「蓮根(れんこん)バーグ」と激辛の「南極ハンバーグ」、7日は天津飯に発想を得た「天津ハンバーグ」と、大分市の道の駅で売られている調味料「ニラ醤油(しょうゆ)」をかけた3種類の弁当も売り出した。

 鶴見社長は「お客さんの反応は上々。売り上げがいいものはグランドメニューに加えることも検討したい」。スーザンさんは「鶴見さんには多くのメニューを作ってもらい感謝している。新たな発想のハンバーグを楽しんでほしい」と話した。価格は1500~1800円。木曜定休。