一年で最も暑いとされる二十四節気の大暑の22日、水をかぶってけがれを落とす「大暑禊(みそぎ)」が真岡市長沼の長沼八幡宮(はちまんぐう)で行われた。

勢いよく水をかぶり身を清める参加者=22日午前10時20分、真岡市長沼
同日の県内は真岡と小山で36・3度を観測したほか、佐野37・3度、宇都宮35・6度となるなど、全14観測地点のうち7地点で今年の最高気温を記録した。
同神社の境内も強い日差しが照りつける中、氏子ら参加者14人がふんどしに鉢巻き姿となって拝殿前へ集合。古式ゆかしい作法で体を動かした後、おけから水をすくい、威勢よい声を上げて一斉に水をかぶって身を清めた。

勢いよく水をかぶり身を清める参加者=22日午前10時20分、真岡市長沼
参加した上三川町しらさぎ3丁目、専門学校生木皿伯(きさらはく)さん(21)は「自分自身や家族の健康を願った。とても暑く、水をかぶってクールダウンした」と話していた。