被爆80年の「広島原爆の日」を翌日に控えた5日、節目の平和記念式典に参列する栃木県の中学生が続々と広島へ入った。今年は6年ぶりの参列となる日光など県内11市町から計約150人が派遣された。被爆者が減少し、風化が懸念される中、若い世代への記憶の継承は重要性を増している。生徒たちは広島市中区の原爆ドームや平和記念資料館などで被爆の実態に触れ、平和と向き合っていく思いを新たにした。
猛暑日となった5日の広島市中区。午後3時ごろ、翌日の式典に向けて関係者らでごった返す平和記念公園に、赤い帽子をかぶった鹿沼市の中学3年生20人が到着し、原爆ドームを見学した。
今にも崩れそうなれんが造りの壁、骨組みだけとなった楕円(だえん)形のドーム-。
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