林業の担い手育成のために、兵庫県が設けた県立森林大学校(宍粟市一宮町能倉)の入学者が、2025年度は1人にとどまったことが分かった。1学年の定員は20人で、17年度の開校以来、最も少ない。企業の人手不足を背景に高卒者が好条件の仕事に就きやすくなったことが一因とみられ、県は今後、秋入学や指定校推薦を取り入れるほか、入学試験の時期を早めて学生の確保を図る。

重機を使った兵庫県立森林大学校の実習風景(同校提供)
「講義はできるが、実習はそうもいかない」
(神戸新聞)
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