【栃木】面白いと思った本を紹介し合う書評合戦「蔵の街ビブリオバトル」が2日、入舟町の市文学館で開かれた。7~74歳の16人が出場し、お薦めの1冊の魅力を熱く伝えた。
出場者はお気に入りの本を持参し、順番に1人5分間で内容や感想などを身振り手振りを交えて説明。予選を勝ち上がった4人が決戦バトルへ進んだ。
観戦者の多数決により、栃木翔南高1年藤掛優月(ふじかけゆつき)さん(15)が紹介した下村敦史(しもむらあつし)著の「同姓同名」が「チャンプ本」に選ばれた。藤掛さんは月に10冊前後の本を読むといい、「本の魅力をみんなに伝えられてうれしい」と喜びを語った。