6日に広島市で営まれた平和記念式典に、県内11市町が平和教育の一環として中学生を派遣した。原爆投下から80年の節目を迎えた現地で、中学生は何を感じたのか。各派遣団の生徒代表の報告を10回にわたり紹介する。
鹿沼市の派遣団(5~7日)には、市内10中学校の3年生計20人が参加した。北押原中の神山優芽(かみやまゆめ)さん(15)に感想を聞いた。
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戦争や原爆については、本や映画を通してしか触れたことがありませんでした。詳しく知りたいと、派遣団に参加しました。初めての広島でした。
初日に平和記念資料館を訪れました。原爆の熱で曲がってしまった建物の鉄、放射線か何かの影響で黒くなった人の爪、下痢や血便が止まらないといった後遺症…。想像以上に生々しい展示でした。
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