東京を拠点に活動する劇団前進座の戦後80年特別企画「笑いごとではありませぬ!」の栃木公演が6日、宇都宮市文化会館小ホールで上演される。芸術や芸能に制約があった戦時下の落語家たちの姿を描く。
創立94年の前進座は、これまでも特攻隊を題材にした演目など戦争に関する公演を開いてきた。今回は落語がテーマ。言論統制が強まる中、落語家は国民の戦意高揚のための「国策落語」を口演したり、色恋の話など53演目を「禁演落語」として自粛したりした。
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