【足利】市ゆかりの名刀で国指定重要文化財の「山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)」の継承と活用方法について学ぶシンポジウム「『山姥切国広』を生んだ足利の歴史を生かすために」が13日、通3丁目の足利商工会議所友愛会館4階わたらせホールで開かれる。
シンポジウムは足利歴史ミュージアム設立推進協議会と足利女性史勉強会の共催。今年2~3月に市美術館で開かれた「山姥切国広展」で展示された同刀について、市民らの関心をつなぎ留めようと企画したという。
シンポジウムでは、県内外の学芸員、大学教授らによる基調講演や基調報告を実施する。また、同刀をはじめとする市内の文化財や歴史をどのように継承し、活用していくかを議論するパネルディスカッションも実施する。
同勉強会の足立佳代(あだちかよ)代表は「山姥切の魅力と足利の歴史を知ってほしい」と参加を呼びかけている。
午後1~4時半。参加費千円(共催する両会の会員は800円)。定員は先着100人。ファクスか専用フォームから申し込む。(問)足立代表090・9805・4079。