出展される結城紬の着物を制作した紬織士の澤田さん(左)と浅野市長

 【小山】国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の本場結城紬(つむぎ)の魅力をPRするため小山市は11月15、16の両日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれるアートイベント「SEKAIDO Art EXPO 2025」に市職員の紬織士澤田浩位(さわだひろえ)さん(30)が手がけた着物のほか、機織り、糸つむぎといった製作工程などを紹介するブースを出展する。14日の定例記者会見で発表した。浅野正富(あさのまさとみ)市長は「結城紬のオーガニックや手作業の素晴らしさを多様な人たちに知ってもらい、関心の広がりにつなげたい」と強調した。