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 キツネに似せた化粧の花嫁・花婿らが参加する「きつねの嫁入り」(実行委員会主催)がさくら市喜連川で行われた。今年は雨のため、喜連川公民館内を約150人が「コーン」と調子を取りながら楽しげに練り歩いた。

 「かつてキツネが多い喜連川は『きつねがわ』と呼ばれ、山裾に赤い火がともる『きつねの嫁入り』が見られた」という昔話に由来する。

キツネの化粧をした花嫁と花婿=26日午後2時20分、さくら市喜連川
キツネの化粧をした花嫁と花婿=26日午後2時20分、さくら市喜連川

 花嫁・花婿役には抽選で選ばれた宇都宮市一ノ沢町、山本茉都佳(やまもとまどか)さん(33)と健太(けんた)さん(33)、神奈川県伊勢原市、松田莉華(まつだりか)さん(26)と聖史(まさふみ)さん(28)、さくら市きぬの里3丁目、相馬亜紀(そうまあき)さん(34)と諒大(りょうた)さん(34)の3組が参加した。

キツネの化粧をした花嫁と花婿=26日午後1時10分、さくら市喜連川
キツネの化粧をした花嫁と花婿=26日午後1時10分、さくら市喜連川

 相馬さん夫妻は「写真を撮ってもらったり、知り合いにおめでとうと言ってもらったりしてうれしかった」と話した。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真