厳しい寒さとなった28日朝、日光市湯元の金精道路(国道120号)周辺で降雪があったほか、那須町湯本の那須岳(茶臼岳)でも山頂付近が雪化粧した。
環境省日光湯元ビジターセンターによると、金精道路周辺の本格的な降雪は今季初。雪は午前6時過ぎには降っていたとみられ、同7時ごろには山肌や草木が白く染まった。気温は0度近くまで下がったとみられる。
降雪で白く染まった金精道路周辺=28日午前7時35分、日光市湯元
紅葉を写真に収めようと訪れていた群馬県高崎市吉井町、志賀孝美(しがたかよし)さん(69)は「雪が降るとは驚いたが、木々が白く染まった景色も最高ですね」と話した。
降雪で白く染まった金精道路周辺=28日午前7時、日光市湯元
那須岳は山頂付近の山肌が、うっすらと白くなった。7~9合目を結ぶ「那須ロープウェイ」の運行会社によると、午前7時半の山麓駅(7合目)の気温は1度、山頂駅(9合目)の気温は0・5度を観測した。
うっすらと雪化粧した朝日岳=28日午後1時半、那須町湯本
運行会社の小林博之(こばやしひろゆき)係長(40)は「これからも気温が低い日が続く可能性が高い。登山する際は防寒対策をしっかりしてほしい」と呼びかけた。
うっすらと雪化粧した那須ロープウェイ山頂駅付近の登山道=28日午前9時15分、那須町湯本
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