【日光】市と東武グループの日光交通は14日、10月に運行を開始した観光バス「SPACIA X NIKKO CRUISER(スペーシアXニッコウクルーザー)」の見学会を市役所で実施した。
東武鉄道の特急「スペーシアX」のデザインコンセプトを受け継ぎ、観光や団体旅行者客向けの貸し切りバスとして開発。座席は18席で、国内線のファーストクラスと同様の51センチの座席幅を確保する。
東武トップツアーズが実施した紅葉を巡る早朝ツアーで運行したところ、快適に過ごせると利用客からも好評だったという。
見学会では市職員や来庁した市民らが外装や車内を写真に収めたり、座り心地を体感したりして、充実した設備やきらびやかなデザインに感嘆していた。
文挟(ふばさみ)町、会社経営樋山裕伸(ひやまひろのぶ)さん(50)は「感動しました。日光を大きく前進させるものになりますね」。森友、会社員田原一希(たはらかずき)さん(37)は「普通のバスに比べ、ゆとりがあって快適に過ごせそうですね」と話した。
日光交通の川上康明(かわかみやすあき)副社長は「観光の魅力を伝えると共に、市民の皆さんにもファンになってもらえたら」と期待した。
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