【足利】伊勢町2丁目の伊勢神社で23日、来年の干支(えと)「午(うま)」が描かれた大絵馬の奉納奉告祭が行われた。足利デザイン・ビューティ専門学校の学生がデザインしたもので、1年間境内に飾られる。
大絵馬は縦93センチ、横110センチ。同神社の大絵馬は2022年から毎年、同校クリエイティブデザイン科の生徒が手がけている。今年は1年生5人がデザインした中から、同神社が大朏絢香(おおつきあやか)さん(18)の作品を選んだ。
「一人一人に幸せが訪れてほしいという願いを込めた」と大朏さん。縁起が良いとされる白馬を描き、馬の腹部には大きく「福」と書いた。また、来年は60年に1度の「丙午(ひのえうま)」であることから、馬の後ろには同干支を象徴する太陽も描いたという。
提箸照之(さげはしてるゆき)宮司は「絵馬を見た人も、馬が走るように気持ちよく元気に過ごせるはず」と笑顔で話した。
この日は大朏さん以外の学生がデザインした絵馬も奉納された。
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