「チックタック」などの作品で知られる鹿沼市楡木町出身の児童文学作家千葉省三(ちばしょうぞう)。作品を毎週2本ずつ、母校・楡木小の児童の皆さんが紹介します。学校図書館ボランティア「楡木小KLV」の協力で、作品の一部の影絵動画も下野新聞デジタルで見られます。

機関車と月のはなし 推薦者:6年荒川紬葵(あらかわ・つむぎ)さん

 若い機関車が犬や馬、自動車などとかけっこをします。片っ端から追い越していく機関車の気持ちなどが、おもしろく、人間っぽく書かれており、読んでいて感情移入してしまいます。

 年寄りの機関車が「一番毒になるのは月。追いかけ出すときっと不幸な運命に落ちる」と言っていたのに、若い機関車はついに月とかけっこをします。

 

 いつも見ている月が、この話では怖くて恐ろしいもののように書かれています。私は少し怖く、少しハラハラしながら読みました。

 私も月とかけっこしてみたいです。