【日光】授業でプラモデル作りに取り組む鬼怒川小で始まった「ガンプラ授業」について、全国教育問題協議会や玩具メーカー「バンダイナムコ」の関係者がこのほど、台湾・台北市を訪れ、同市政府教育局の担当者と、現地小学校での実現へ意見を交わした。同社は同市を手始めに、台湾全土の小学生約120万人に「機動戦士ガンダム」のプラモデルを無償で提供。新年度に当たる9月から授業が実施されるという。
同協議会は約50年にわたり台湾政府と教育交流を続けている。昨年夏、台湾の高校生を日光市内に招いた際にガンプラ授業が話題に上り、台北経済文化代表処教育部を通じて台北市政府教育局に話がつながったという。
鬼怒川小での「ガンプラ授業」は、ものづくりの楽しさを学んでもらおうと2021年にスタート。課題解決に向けた学習として取り組める点や、学年を超えた助け合いが見られる点などが評価され、全国の小学校に広がった。これまでに約1万3千校で取り入れられ、約95万人が体験した。
今回、台北市を訪れたのは、同協議会の武田幸雄(たけださちお)顧問や、バンダイナムコの松橋幸男(まつはしゆきお)さんら7人。政府教育局の関係者らに、日光市内から広がったガンプラ授業の狙いや成果について懇談。探究型学習となるため、今の教育に合っている点などを報告した。
鬼怒川小の校長時代にガンプラ授業の取り組みを始めた武田顧問は「ガンプラ授業を通し、国際的な教育交流という大きな成果が得られた」と喜んでいた。
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