高校生たちに防災や建設業への理解を深めてもらおうと、県栃木土木事務所はこのほど、栃木市沼和田町の巴波(うずま)川地下トンネル工事現場で、出前講座「わが町kawashiru(川知る)プロジェクト」を開いた。市内の県立高5校から計26人が参加し、2019年の台風19号で氾濫した巴波川の改良復旧事業や水害の軽減を図る流域治水の取り組みについて学んだ。
地下トンネルを見学する生徒
巴波川は、洪水を迂回(うかい)させるためのトンネルを市中心部の地下へ2・4キロにわたって整備する事業が進んでいる。
同事務所の担当者らは、環境や住民の声などを考慮して工事を進めていることや、トンネルを掘削するシールドマシンの仕組みなどを説明。治水対策となる田んぼダムについても紹介した。
続いて生徒は地下約20メートルの場所にある直径5・5メートルのトンネル内約400メートルを歩いて見学。栃木高3年渋谷隼登(しぶやはやと)さん(17)は「実際に現場を見ることで仕組みや技術について理解が深まり、働くイメージもわいた」と満足そうに話した。
地下トンネルを見学する生徒
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