銅山の煙害などで荒廃した足尾の山々に苗木を植える「第30回春の植樹デー」が25日、日光市足尾町の久蔵口植樹地で行われた。NPO法人「足尾に緑を育てる会」が主催する恒例行事で、30回の節目を迎えた。1996年の開始以来、春の植樹デーと体験植樹を合わせ、昨年12月末までに23万6165人が参加し、31万8925本を植樹している。
今年は25、26の両日開催とし、初日は本県はじめ関東一円や愛知県などから参加があり、計約800人が作業に汗を流した。参加者たちは、同会で用意した苗木やスコップなどを手に道沿いの斜面に到着すると、20センチほどの穴を掘ってコナラやヤマザクラ、クヌギなどを丁寧に植えていった。
3世代、家族7人で訪れた宇都宮市大寛2丁目、板垣博史(いたがきひろし)さん(74)は「10年ほど前から参加している。初体験となる孫たちにも、環境に関心を持ってほしい。苗木が育った時、自分たちで確かめてもらいたい」と話した。
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