額に朱印を押してもらう赤ちゃん

 【足利】子どもの額に朱印を押して無病息災などを願う伝統行事「初山のペタンコ祭り」が1日、田中町の足利富士浅間神社で行われ、多くの家族連れが参拝した。

 祭りは約300年の歴史を持ち、市の民俗文化財に指定されている。渡良瀬川の洪水による飢饉(ききん)や疫病から子どもを守ろうと、神社の朱印を押したことが始まりとされる。

 参拝者は上宮の「男浅間」か下宮の「女浅間」を訪れ、男の子は桜の花形、女の子は正方形の朱印を額に押された。にっこりと笑う子や、大きな声で泣き出す子もいた。

 生後5カ月の長女音羽(おとわ)ちゃんを連れて訪れた佐野市小見町、会社員菊地翔太(きくちしょうた)さん(32)と妻の会社員美里(みさと)さん(31)は「伝統ある行事に参加できてうれしい。元気に育つよう願いを込めた」と笑顔で話した。