世界遺産・日光山輪王寺は18日、先祖をはじめ、奥日光の山、湖などで亡くなった人たちの冥福を祈る仏事「地蔵流し」を中禅寺湖で行った。県内外から信徒、遺族ら約250人が参列した。
観音様の縁日となるこの日、同寺の別院・中禅寺(立木観音)では、観音講祈願法会を開催。慰霊法要の後、大護摩供を修法した。
その後、参列者は遊覧船に乗船。八丁出島、上野島の霊場付近に差し掛かると、デッキから地蔵菩薩(ぼさつ)が記されたお札を湖面に流し、手を合わせた。お札は水溶性のものを用い、環境に配慮した。
前橋市から初参加の仁平(にひら)みづほさん(61)は「父が4月に亡くなっています。母の付き添いですが、途中から霧も晴れていい景色も堪能できました。供養になります」と話していた。
同寺によると、今年は勝道上人(しょうどうしょうにん)が日光山を開いて1260年、また勝道の1210回忌に当たるという。
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