【日光】本年度末で閉校する栗山中で15日、ニュースポーツ大会が開かれた。生徒数減少のため、運動会に代わるイベントとして2020年から毎年実施している。今年は最後の大会となるため、地域住民も初めて招いて競技を楽しんだ。
参加したのは在校生2人と地域住民、教師、保護者ら約40人。秋空の下、生徒たちは同校に隣接する栗山運動場で地域住民とグラウンドゴルフに挑戦した。体育館では保護者らと一緒に、いかに少ない回数でピンを倒せるかを競うスマイルボウリング、雨どいにさまざまなボールを載せて運ぶもの運びリレーで汗を流した。
参加した日向、農業山越秀子(やまこしひでこ)さん(80)は「生徒と交流できて良かった。私たちも楽しませてもらった」と笑顔を見せた。
同校3年松本侑紗(まつもとありさ)さん(14)は「今まで見守ってくれた地域の方とできてよかった。来年もやりたかった」。同山越(やまこし)るなさん(14)は「普段話さない人と話せたり、久しぶりの人と会えたりしてうれしかった」と話した。